屋久島の台風シーズンはいつ？屋久島の台風の特徴や過ごし方を徹底解説
目次
旅行前に知っておこう！
屋久島の台風の特徴とは
屋久島は鹿児島県大隅半島の佐多岬付近の海上に位置する島です。
縄文杉や白谷雲水峡などがあることで知られる自然豊かなこの島は、1993年に世界自然遺産にも登録されています。そのため、都会の喧騒を離れて雄大な自然に浸りたいと考える多くの人々が、この島へ観光に訪れているのです。
しかし、旅行で屋久島を訪れる際に特に注意しておかなければならないこととして台風が挙げられます。
屋久島に限らず、沖縄や鹿児島県の南に位置する島々は、毎年多くの台風が接近していることで知られています。
せっかく旅行で屋久島を訪れたとしても、台風が接近していたとあっては十分に観光を楽しむことはできません。
そのため、屋久島旅行の際にはしっかりと台風についてリサーチした上での行動する必要があるといえるでしょう。
そこで、今回の記事では屋久島の台風の特徴について解説し、その上で屋久島を満喫できるようなアクティビティツアーについてもご紹介させていただきます。
屋久島は雄大な自然の息遣いが鮮明に感じ取れる日本有数の場所であるため、台風情報をしっかりとチェックして満足できるような旅行にしましょう！
屋久島の台風の時期は？
屋久島に台風の影響が出る具体的な時期は８月〜10月で、一般的に日本全国で台風に警戒がなされている時期と比べても大きな違いはないでしょう。
実際、気象庁の台風経路図の情報を基にすると2020年〜2022年の3年間で、屋久島の付近、あるいは極めて近くを台風が通過した回数は、5月は1回、7月は1回、８月は4回、9月は1回、10月は1回です。
この3年間のデータを参考にするならば、特に注意が必要な月は8月だといえるでしょう。
そのため、観光で屋久島を訪れる際に夏から秋にかけての季節は、特に台風に注意するようにしましょう。
屋久島の8月について詳しくはこちら↓
屋久島の台風シーズンの注意点
屋久島の台風シーズンにおける注意点として、あらゆる交通手段が麻痺するということが挙げられます。
特に台風が屋久島のすぐ近くまで接近している場合などは、航空機や船が全て欠航となる場合も少なくありません。
そのため、このような場合には屋久島へ向かうことも、屋久島から出ることもできなくなってしまいます。
特に、屋久島から帰るという際にこのような事態に遭遇してしまえば、旅程を延長せざるを得なくなり、急いで宿を確保したり帰りの航空機のチケットを取得したりしなければならないことになるでしょう。
このような状況を避けるためにも、どうしても屋久島へ8月〜10月の間に旅行したいという方は、くれぐれも台風情報をチェックしておくことを忘れないようにしましょう。
また、台風が接近した場合は海や山でのアクティビティもほとんどが中止となり、食料品を購入する店も閉店することがあるため、行動がかなり制限される点を事前に覚えておきましょう。
屋久島滞在中に
台風が接近した場合の過ごし方
ここからは、屋久島に滞在している際に台風が接近した場合はどう過ごすべきなのか、ということについてご紹介させていただきます。
まず優先してすべきことは、屋久島から帰る日程に支障が出ないかを確認するということです。
既にご紹介したように、台風が接近した屋久島では交通機関がストップすることにより、帰れなくなってしまう可能性があります。
台風の接近がわかった場合はいち早く、帰りの航空機や高速船といった交通手段のチケットを取得しましょう。
また、帰る予定の日までに台風が通過するという場合でも、食料や必要となる物資を確保しておくことが大切です。
台風の影響が出始めると、あらゆる店が閉店してしまいます。
そのため、台風をやり過ごすまでの食料品を事前にしっかりと確保しておく必要があるのです。
また、屋久島での台風は停電と隣り合わせでもあるため、そうなることを想定してモバイルバッテリーや懐中電灯も準備しておくようにしましょう。
台風前後でも開催率が高い！
雨の日も楽しめるアクティビティツアー
ここまでは台風が接近しやすい季節や台風に対する注意、滞在中に台風に見舞われた際の台風の基本知識についてご紹介してきました。
屋久島における台風を知ると「せっかく屋久島でアクティビティを楽しみたいのに台風でできないのでは？」と不安に思われている方もいらっしゃると思います。
そこで以下では台風の前後でも開催率が高いアクティビティツアーについてご紹介させていただきます。
どのアクティビティも屋久島の魅力がつまっているので、ぜひ旅行前にチェックしてみてください！
島内観光ツアー
屋久島アクティビティの島内観光ツアーでは、屋久島の中でも人気の観光スポットを巡ることができます。
その観光スポットの例としては、千尋の滝や平内海中温泉、中間のガジュマルなどが挙げられます。
千尋の滝は屋久島にある滝の中でも特に有名で、巨大な一枚岩と天然の照葉樹林の彩る景色の中落差60メートルの滝が流れ落ちるさまは圧巻です。
平内海中温泉は温泉スポットとして非常に珍しく、普段は海に沈んでいる温泉が干潮自国の前後2時間だけ姿を現します。
中間のガジュマルは屋久島の南西部にある集落の真ん中に佇む巨大なガジュマルです。
樹齢およそ300年ともいわれており、一般的によく知られている観葉植物としてのガジュマルとはまるで異なった、荘厳な雰囲気を感じ取れるでしょう。
島内観光ツアーではこれらの場所以外にも大川の滝や西部林道、永田いなか浜、尾之間温泉などのスポットを巡ることができます。
また、その他にも行きたい場所があればリクエストに応じてもらえるため、屋久島の観光スポットを巡ってみたいという方は、ぜひこのツアーをご利用ください。
島内観光の人気アクティビティはこちら↓
シュノーケリングツアー
屋久島アクティビティのシュノーケリングツアーは、多少の雨であれば決行されることが多く、台風の前後でも安心して楽しめるツアーであるといえるでしょう。
このツアーの特徴は、なんといってもウミガメとの遭遇率が非常に高いことです。
屋久島やその付近の海域にはウミガメが生息しており、運が良ければ個人でのシュノーケリングの最中にもウミガメと会うことができるかもしれないのです。
しかし、このツアーではガイドがウミガメと出会い、ウミガメと泳ぐことを目的としてツアーを展開してくれるため、ウミガメに出会う確率が一人でのシュノーケリングに比べて非常に高くなります。
屋久島で思い出に残るシュノーケリングをしてみたいという方は、ぜひこのツアーでウミガメと一緒に泳ぐ楽しさを味わってください。
シュノーケルの人気アクティビティはこちら↓
ダイビングツアー
屋久島アクティビティのシュノーケリングツアーは、屋久島の美しい海に潜ることでさまざまな生き物の生態を間近で観察できる人気のツアーです。
このツアーでは簡単なレクチャーの後に、実際に海に潜って海中の様子を観察することができます。
屋久島の海には非常に豊かな生態系が構築されており、思わず時間を忘れて見入ってしまうでしょう。
また、シュノーケリングとは異なり、普段は決して観察できない深い海の世界を見ることができます。
さらに、こちらのツアーでもシュノーケリングツアーと同様に高確率でウミガメの姿を観察することができます。
屋久島の海で非日常の体験をしてみたいという方は、ぜひこのツアーをチェックしてみてください！
ダイビングの人気アクティビティはこちら↓
まとめ
今回は雄大な自然を感じることのできる世界遺産の島、屋久島の台風をテーマにご紹介させていただきました。
屋久島では他の地域では見られないような自然風景を目にすることができ、訪れた人のことを必ず楽しませてくれることでしょう。
しかし、屋久島は時期によっては台風浦影響を強く受けるため、十分に注意する必要があります。
特に夏から秋にかけては台風が接近することが多いため、旅行を計画する際に考慮することが大切です。
もし屋久島に滞在している時に台風が接近した際は必ず帰る日程を確認し、帰ることができない可能性がある場合は改めて帰りのチケットを取得するようにしましょう。
さらに、ホテルにこもる必要性も出てくるため、停電の可能性も加味して、台風の影響が強くならないうちに食料品やモバイルバッテリーの購入なども忘れずに行うことがポイントになります。
屋久島を訪れる際は台風に十分注意しながらスケジュールを組み、万が一の場合でも落ち着いて適切な対応を行えるようにしましょう。
台風への準備を万全にして、ぜひ快適な屋久島旅行を満喫してください！
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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