【初めて行く方必見】各都市から屋久島へのアクセス方法(行き方)徹底解説!
目次
初めて行く方もこれを読めば大丈夫!
屋久島のアクセス方法(行き方)徹底解説
1993年に日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島は、自然を満喫するのに最適な観光地です。
屋久島への行き方は出発地にもよりますが、一番早い方法は飛行機の直行便を利用することでしょう。
ただし、現在直行便が利用できるのは、鹿児島、大阪(伊丹)、福岡からのみになります。その他のエリアからはまず鹿児島を目指し、鹿児島空港で屋久島行きの飛行機に乗り継ぐか、鹿児島本港へ移動し、フェリーか高速船で屋久島へ渡るのが一般的なアクセス方法です。
◆屋久島で楽しめるアクティビティを知りたい方
今回は屋久島への行き方、おすすめのアクティビティなどを詳しくご紹介していきます!
屋久島はどこにある?
屋久島は、本土最南端にある鹿児島県佐多岬から南南西約60kmの東シナ海に位置します。
鹿児島県に属する離島で、鹿児島県の島の中では奄美大島に次いで2番目に大きい島です。
種鹿児島空港から飛行機で約40分、鹿児島本港から船で約2〜4時間でアクセスできます。
屋久島へはどうやって行く?
鹿児島県にある屋久島へ渡るには陸路で行くことはできないため、飛行機と船で渡ります。
ここではそれぞれのアクセス方法について詳しくご紹介しましょう。
飛行機
日本各地から屋久島へのアクセスは、飛行機が最短で行くことができる手段です。
大阪(伊丹)、福岡からは屋久島へ向かう直行便がありますが、その他のエリアから向かう場合には、鹿児島空港を目指し、鹿児島空港で屋久島行きの飛行機に乗り継ぎます。
料金は時期や航空会社によって異なりますが、羽田空港、成田空港、中部国際空港、関西国際空港から鹿児島空港までは格安航空(LCC)が利用できるので、交通費が抑えられるでしょう。
〇伊丹空港から屋久島空港まで約2時間
〇福岡空港から屋久島空港まで約1時間10分
フェリー・高速船
鹿児島まで飛行機を利用し、鹿児島空港から鹿児島本港へ移動すると、フェリーまたは高速船で屋久島に渡ることができます。
時間:約2時間
料金:片道約12,200円
〇フェリー利用〇
時間:約4時間
料金:片道約5,200〜6,500円
※朝出発の1便のみ
ただし、他都市から飛行機で移動した後にフェリーを利用する場合には、フェリーの出発が早朝のため(8:30発のみ)、鹿児島に一泊してから翌朝フェリーに乗船するという形になるので、注意が必要です。
各都市からのアクセス方法を解説!
関東地方からの行き方
関東から屋久島への直行便はありませんが、飛行機の便数は多いため比較的スケジュールが組みやすく便利です。
羽田空港出発の場合、羽田空港から鹿児島空港へ向かい、乗り継いで屋久島空港へ行くルートまたは鹿児島空港から鹿児島本港へ移動し、船で屋久島へ渡るルートがあります。
時間:約2時間
料金:片道約数千円~30,000円
〇鹿児島から屋久島まで〇
時間:約40分
料金:片道約8,600〜17,700円
船を利用する場合、鹿児島空港から鹿児島本港まで約1時間、鹿児島本港から屋久島まで高速船利用の場合は約2時間、フェリー利用の場合は約4時間かかります。
成田空港からも同様、鹿児島空港で屋久島行きの飛行機に乗り継ぐか、鹿児島本港へ移動し、船を利用するルートになります。
千葉方面に在住の方は成田空港利用がおすすめで、LCCを活用すれば、費用を抑えることも可能でしょう。
近畿地方からの行き方
近畿地方から最短で屋久島にアクセスするには、大阪の伊丹空港から屋久島空港への直行便を利用する方法です。
1日1便のみの運行になりますので、ご注意ください。
伊丹空港からの直行便を利用しない場合は、鹿児島空港で屋久島行きの飛行機に乗り継ぐか、鹿児島本港へ移動して船で屋久島へ向かうのどちらかです。
時間:約2時間
料金:片道約16,000〜38,000円
飛行機利用だと、鹿児島空港での乗り継ぎのための時間を含めても、関西空港から最短で約3時間で屋久島へ行くことができるでしょう。
船を利用する場合は、関西空港から鹿児島空港まで飛行機で向かい、鹿児島空港から鹿児島本港へ移動します。
鹿児島本港から屋久島へ船で渡ると、最低でも5時間以上の時間を要するため、時間に余裕が無い方にはおすすめできません。
中国地方からの行き方
広島から屋久島に向かう場合は、新幹線で博多駅に向かい、福岡空港から飛行機の直行便で屋久島に移動する方法が最短でしょう。
時間:約1時間7分
料金:片道約9100〜9630円
※福岡から屋久島間の移動に関しては下記の「九州地方からの行き方」を参照にしてください。
〇新幹線で広島から鹿児島中央駅まで〇
時間:約2時間35〜45分
料金:片道約18000円
※鹿児島から屋久島の移動に関しては、下記を参照ください。
九州地方からの行き方
九州から屋久島は比較的近いこともあり、アクセス方法の選択肢が幅広く気軽に足を運べるでしょう。
鹿児島空港または福岡空港から飛行機で屋久島空港へ行く方法が最短です。
時間:約40分
料金:片道約8,600〜17,700円
※1日4〜5便の運航で(季節により異なる)
〇福岡空港から屋久島空港まで〇
時間:約1時間10分
料金:片道約10,000〜26,000円
※1日1便のみの運行
福岡空港の出発時刻は12:55のため、福岡以外の都市にお住まいの方でも、早朝出発すれば、十分間に合います!車で行く方は、鹿児島からフェリーで屋久島へ渡ることができますよ♪
車のサイズによって料金は異なりますが、片道約12,300〜31,500円でドライバー1名分の乗船料金も含まれます。
このフェリーを利用する場合、約13時間要するので時間に余裕がある人向けのアクセス方法です。
そのほか、車や電車、高速バスで鹿児島まで向かい、鹿児島本港から高速船やフェリーを利用して屋久島へ渡ることもできます。
東北地方からの行き方
東北地方からの屋久島までのアクセス方法は一般的に、仙台空港から伊丹空港へ向かい、伊丹空港で屋久島行きへ乗り継ぐ行き方が最短ルートです。
仙台空港から伊丹空港まで約1時間30分、伊丹空港から屋久島空港まで約2時間で、乗り継ぎ時間が短い場合は3時間30分程度で到着できます。
仙台空港から羽田空港、中部国際空港などで乗り継いで鹿児島空港へ向かい、さらに乗り継いで屋久島空港へ行くルートもありますが、乗り継ぎが増えて飛行機でも6時間以上かかってしまうので、時間に余裕がない方にはおすすめできません。
北海道地方からの行き方
札幌を含む北海道にお住まいの方が屋久島に向かう場合は、鹿児島への直行便が運航していないため、大阪の伊丹空港経由、もしくは福岡空港を経由するのが一般的です。
乗り継ぎ便の待ち時間にもよりますが、屋久島に到着するまで最低でも5〜6時間かかってしまうでしょう。
屋久島で楽しめるアクティビティ6選
世界自然遺産に登録されている屋久島では、雄大な自然を満喫できるようなさまざまなアクティビティが楽しめます。
ここではおすすめのアクティビティを6つご紹介しますので、屋久島に旅行する際の参考にしてみてください。
①トレッキング
島のほとんどが山地の屋久島では、トレッキングが定番のアクティビティと言えるでしょう。
屋久島のシンボルとも言える縄文杉を目指すトレッキングツアーや、白谷雲水峡トレッキングツアーが特に人気が高いです。
白谷雲水峡トレッキングツアーは、映画「もののけ姫」に出てくる森のモデルになったと言われている場所を巡る、定番のトレッキングコースです。
映画のモデルになったと言われている「苔むす森」は木や岩全体が苔に覆われており、一面が深緑で幻想的な世界を満喫できます。
そして、もう一つの見所「太鼓岩」は屋久島の森や空を一望できる絶景スポットで、春には桜、夏には新緑などの景色が楽しめるでしょう。
また、ツアーのプランが豊富で、半日コースや1日コースなど、予定に合わせて参加できるのも人気の理由です。
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SUP
自然豊かで美しい海や川がある屋久島では、SUPツアーも人気のアクティビティの一つです。
SUPとはハワイ発祥のマリンスポーツで、サーフィンのようなボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進みながら散策します。
透明度の高い屋久島の海と川でのSUPは、ボードの上からでも水中の生き物が観察できますよ!
疲れたらボードの上に座ったり、寝転んだり、ゆっくりのんびり自分のペースで楽しめるのも人気の理由でしょう。
バランス感覚が身に付くだけでなく、体幹やインナーマッスルが鍛えられる効果もあり!
SUPボードは安定感があり、出発前に道具の使い方などのレクチャーもあるので、初心者でも安心して参加できます。
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シュノーケリング
海の定番アクティビティであるシュノーケリングツアーは、屋久島でも人気が高いです。
屋久島の海は透明度が高く、熱帯魚や本州にいる魚、黒潮の流れに乗って回遊魚が入り混じり、たくさんの魚に出会えます。
サンゴ礁はもちろん、岩礁帯による多様な貝の姿や、ウミガメの産卵地として有名な屋久島では時期によってはウミガメに遭遇できる可能性もあり!
自然豊かな屋久島でのシュノーケリング体験は、幅広い年代の方から人気です。
また、ライフジャケット着用するので、泳ぐのが苦手な方や小さなお子さんでも安心して楽しめるでしょう。
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カヌー
カヌーに乗り、パドルを漕いで水面を進み、川や海の散策を楽しむアクティビティも人気があります。
屋久島にあるカヌーを楽しめる安房川は、深い緑の森に囲まれ、とても安全な地形です。
安房川は両側に森があることで、強風が吹いてもカヌーで遊ぶポイントはほとんど風が当たらないこともあるほどで、広い川幅のおかげで天候が多少悪くても増水することなく安全に楽しめます。
さらに、穏やかな川の流れなので、初心者の方でも安心して参加できるのも魅力です。
苔が多い屋久島では、苔がフィルターの役割を担い、水を浄化することで綺麗な流れを保ってくれていると言われています。
そんな美しい川でカヌーを漕ぎながら、一面に広がる森の景観を楽しみ、水が流れる音や鳥のさえずりに耳を傾ける、普段はなかなか味わうことのできない穏やかな時間を満喫できるでしょう。
半日プランや1日プランなど予定や希望に合うツアーを探してみてくださいね。
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ダイビング
屋久島は美しい海に囲まれているため、ダイビングを楽しめるスポットが多く存在します。
豊かな森に自生する植物の栄養分が川へ流れ、海に運ばれ、その豊富な栄養分を多くの魚や海の生き物たちが蓄えることで、多くの生命を育んでいると言われており、屋久島には950種以上の魚類が確認されているようです。
屋久島の代表的なスポットである一湊(いっそう)は魚種が多く、ウミガメの遭遇率も高いです。
その他のポイントでは、海底にゼロ戦と呼ばれている飛行機のプロペラが残り、水温が高くなるとスカシテンジクダイやキンメモドキの群れ、アザハタを見られたり、高い確率でツバメウオに遭遇したりすることができるのもポイントです。
さらに、島の西部に位置しているビーチスポットの栗生(くりお)は岩が多いポイントですが、海底には屋久島で一番ともいえる真っ白な砂が広がり、水路やトンネルなど地形も楽しむことができるでしょう。
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島内観光(エコツアー)
島内の見所を観光して回るエコツアーも屋久島で人気のアクティビティの一つです。
エコツアーにはいろいろな定義がありますが、共通するのは自然を守りながら、自然とふれあい、遊び、学ぶこと!
人気スポットの一つ「ヤクスギランド」には整備された遊歩道があり、自然のままの原生林や緑輝く樹木、渓流を楽しめ、紀元杉は高さ約20mの巨木を見られます。
縄文杉は樹齢数千年の屋久杉で、長い年月を生き抜いてきた生命力を感じられ、白谷雲水峡では一面苔に覆われた世界を堪能できますよ☆
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まとめ
今回は、国内各地から屋久島へ向かう方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
豊富な自然がある屋久島では、さまざまなアクティビティがあるため、子供から大人まで幅広く楽しめることができます。
ぜひ旅行先をご検討中の方は、世界自然遺産に認定された大自然が残る屋久島も、選択肢に加えてみてくださいね!
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