屋久島の3月の天候や気温・適した服装や持ち物・おすすめのアクティビティをご紹介!
目次
トレッキングシーズン突入!
3月の屋久島について紹介
3月の屋久島には一足早い春がやってきます。山の積雪もなくなり、森の美しさを堪能するなら3月下旬からがおすすめです。
平地で咲き始めた桜が徐々に山へと移っていき、常緑樹には新緑が芽吹き、春ならではの山の色合いが堪能できる季節です。
今回はそんな3月の屋久島の天候やおすすめツアーについてご紹介します。
3月の屋久島の天候
3月の屋久島は2月に比べると日照時間がぐっと増えて、春らしい陽気になります。
暖かい日は過ごしやすいですが、場所によって3月初めはまだ雪が降り、道が通行止めになって観光できなくなる場合もあるため注意が必要です。
3月の屋久島の気温は?
3月の屋久島の平均気温は14.6℃です。
参考までに、2023年3月の平均気温は16.5℃、最高気温の平均は20.1℃、最低気温の平均は13.0℃でした。
数値から見ると、東京の4月後半からゴールデンウィーク辺りの陽気と考えて良いでしょう。山岳も4℃前後あります。
最高/最低気温:18.0℃/11.13℃
ただ、寒波が来ると標高1,000mのところでは氷点下まで下がる日もあります。
縄文杉などの観光地は標高が700m~1,300mほどの場所にあるので、3月前半は雪が降ることも想定しておきましょう。
3月の屋久島の降水量は?
3月の屋久島の平均降水量は387.0mmです。
東京の3月の平均降水量は117.5ミリなので降水量が多いと感じますが、屋久島は年間を通して雨が多く、その中でも3月は少ない方です。
雨が滴る森の様子なども屋久島らしい特徴なので、そんな屋久島も楽しみつつ観光してみてください。
3月の屋久島の服装と持ち物
屋久島では、3月の上旬は冬の防寒が必要ですが、下旬は積雪もなく段々と暖かくなるでしょう。
トレッキングをする方は相応の防寒、雨対策をしっかり行いましょう。
3月の屋久島でおすすめの服装
3月は平均気温が5℃から15℃ぐらいの幅で変化するので、気温の幅に対応できるような服装の準備をおすすめします。
早朝やトレッキング時はフリースやダウンジャケットが必要な時も、トレッキングをしているうちに暑くなるので、温度調節がしやすい重ね着で対応できるようにしておきましょう。
重ね着の中にTシャツを入れておくと便利ですよ。
3月の屋久島旅行の持ち物
雨の多い屋久島では、レインウェアが重要です。雨・風・日差しなどを防いだり、体の放熱を抑えてくれたりします。
レインウェアは、予報が晴れの日でも持参することを心がけてください。
帽子は紫外線対策や頭を守るための必需品ですが、3月初めはニット帽を持っていくと良いでしょう。ネックウォーマーも風を防いだり、冷えた首を温めてくれたりと便利です。
また、ズボンの下に履くタイツなど、寒さ対策は万全にしておくのがおすすめです。
・フリース
・ダウンジャケット
・長ズボン
・タイツやレギンス
・履き慣れた登山靴
・暖かい登山用の靴下
【あると便利な持ち物】
・レインジャケット
・帽子
・手袋
・ネックウォーマー
・折り畳み傘
・懐中電灯
3月の屋久島で楽しめるアクティビティ
冬の寒さが和らぐ3月の屋久島でおすすめのアクティビティをご紹介します!
トレッキング
屋久島は島の全域が山地で、1,000m~1,900mの山々が連なっています。
屋久島の大部分を占める山々をトレッキングするのは、屋久島ではメジャーなアクティビティです。
樹齢2,000年~7,200年と言われる縄文杉を訪れるトレッキングツアーは有名ですね。また、苔むす森を散策する白谷雲水峡のトレッキングツアーも人気です。
↓縄文杉・白谷雲水峡についてもっと詳しく↓
山の積雪もなくなる3月の屋久島では、本格的にトレッキングシーズンに突入します。
自分で行くこともできますが、山の上の方はまだ寒さが残り凍結しているところもあります。安心安全を求めるならばガイド付きツアーを申し込むのがおすすめです。
山の天候の判断や対処法はもちろん、体調に合わせたペースや休憩場所なども案内してもらえます。
また、写真スポットや屋久島の植物・歴史を教えてくれたり、より深く屋久島を知ることができるでしょう。
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エコツアー(島内観光)
3月の屋久島はほど良い気候で観光にぴったりのシーズンです。
エコツアーとは、屋久島の自然や文化を学び、そこに住む人々の生活や自然環境を守りながら島内を観光するツアーのこと。
屋久島には、様々な屋久杉を楽しめるヤクスギランド、日本の滝百選の大川の滝、屋久島最大のガジュマル公園「志戸子」、ウミガメの産卵地となっている「永田いなか浜」など手軽に行ける観光スポットが沢山あります。
ツアーに参加すればガイドの興味深い話を聞きながら屋久島の自然を楽しめますよ♪
レンタカーを借りる必要もないので移動も楽ちんです。
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SUP
ハワイ発祥のSUPは、サーフボードよりも大きな浮力の安定したボードの上に立って、パドルを漕いで進むアクティビティです。
SUPは海で行われることが多いですが、ここ屋久島では川でも行われています。
初めての方は少し難しく思われるかもしれませんが、見た目以上に安定感があり、すぐにボードの上に立てるようになりますよ!
春の暖かい日差しを感じながら行うSUP体験は、新鮮な空気を感じながらリフレッシュにもってこいです。
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シュノーケリング
一足早くシュノーケリングを楽しむのもおすすめです!
3月の屋久島はウェットスーツがあれば海に潜れるまで水温が上がるので、シュノーケリングを堪能できます。
冬の透明度が上がった屋久島の海を体感できます♪
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3月の屋久島で行きたい観光スポット
暖かくなり、雨も比較的少ない3月の屋久島は観光に最適なシーズンです。
3月にぜひ訪れてほしい屋久島の観光スポットをご紹介します。
縄文杉
屋久島のシンボルである縄文杉。これまで確認されている中で最大の屋久杉で、推定樹齢は2,000年~7,200年と言われています。
幹の太さも日本の杉の中で最も太く、樹高も25.3mある圧倒的な存在感です。
縄文杉は山深いところにあり、たどり着くには約22キロの道のりを進みます。途中、ウィルソン杉や大王杉など、有名な屋久杉を見ながらのトレッキングです。
最終地点でようやく縄文杉に出会えた感動はひとしおでしょう。
現在は、縄文杉の根が傷むのを防ぐため、15mほど離れた展望デッキから眺めることになっています。
直接触れることはできませんが、その圧倒的な姿を目に焼き付けてください。
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宮之浦岳
屋久島には九州の中で1番目から8番目の高さを誇る山々が名を連ねており、屋久島は別名「洋上アルプス」と呼ばれています。
その中でも宮之浦岳は屋久島の中央にあり、標高1,936mと九州最高峰の山です。
天気が良い日は桜島を遠くに望むことができ、山頂からの眺めはまさに絶景です。
山頂へのルートはいくつかありますが、日帰りできるコースは淀川登山口のみの上級者向けの山です。
往復16キロ、歩行時間は10~11時間、森を抜け、日本最南端の高層湿原を通り、ヤクザサの群生で囲まれた登山道を進みます。
このコースは、ほぼ全域が世界自然遺産に含まれているので、貴重な自然の醍醐味を味わいながら、登山を堪能してくださいね。
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ヤクスギランド
ヤクスギランドは標高1,000m〜1,500mに広がる屋久杉の森です。
コースが複数あるので、体力に合わせてトレッキングを楽しめる登山初心者におすすめのスポットです。
ヤクスギランドには樹齢2000年以上ある屋久杉や苔、渓谷があり、手軽に屋久島の自然を堪能できますよ♪
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梢回廊キャノッピ
梢回廊キャノッピは屋久島の森を体感できるテーマパークです。
吊り橋を渡ったり、滑車とロープを使って滑空したり、全長300mの回廊を進むアトラクションです。
高さ12mの樹上を歩く感覚は空中散歩しているようでわくわくが止まりません!
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大川の滝
大川の滝は屋久島を代表する滝で「日本の滝100選」にも選ばれています。その落差は88mで屋久島最大です。
この滝の魅力は豪快な水しぶきをあげながら落ちるダイナミックな水量。
滝壺の真下まで行けるので、ぜひ迫力を体験してください。
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まとめ
3月の屋久島は山が色づき始め、森歩きにはおすすめのシーズンです。
実はリピーターにも人気がある季節なので、ぜひ3月に屋久島を訪れてみてくださいね。
心地よい気温の中、トレッキングや観光を楽しみましょう。
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