屋久島登山の服装と持ち物

ベストシーズン
お弁当の手配
屋久島の年間気温と降水量
屋久島の気温は比較的穏やかで、冬でも山麓では平均10℃前後、夏は30℃を超えることはあまりありません。
ただし、山岳地帯は標高が高いため、夏でも肌寒い場合があります。平地と山間部の気温差は10℃ほどあるため、亜熱帯でありながら、冬は標高の高いところで雪が降ることも。
屋久島の降水量は非常に多く、年間の降水日数が35日を超えることから、「1カ月に35日雨が降る島」とも言われています。登山の際には、天候の急変や雨対策を念頭に入れた準備が必要です。
山岳地帯の天候
山は天候が変わりやすいです。朝は晴れていても、午後には突然の雨や霧が発生することがあります。
基本的に警報が発令されない限り、立ち入り禁止とはならないですが、ガイドの指示に従って安全第一を心がけましょう。
標高が上がるにつれて気温が下がり、体感温度がさらに低く感じられるため、重ね着や防寒対策をしっかり行いましょう。
屋久島の登山ベストシーズン
屋久島の登山ベストシーズンは、4月から11月にかけてです。この時期は比較的天候が安定し、新緑や紅葉など四季折々の景色を楽しむことができます。
特に梅雨明け直後の7月や、観光客が少ない秋の時期が人気です。9月・10月は台風シーズンであることを踏まえて計画を立てましょう。
冬季は積雪や凍結が発生するため、初心者にはおすすめできません。
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屋久島登山では、通気性や速乾性に優れたウェアの着用が基本です。インナーには吸湿性が高く汗冷えを防ぐものを選び、中間着は保温性のあるフリースや薄手のダウンが適しています。
さらに、防水性の高いレインウェアを必ず持参しましょう。
靴は滑りにくい登山靴を選び、厚く長めの靴下を着用するのがおすすめです。また、帽子や手袋、サングラスも紫外線対策として有効です。
- 帽子
- 長袖シャツ
- 防寒着
- 長ズボン
- 靴下
- 登山靴
- ザック
屋久島では1日10時間ほどの本格登山をされる方も多いと思います。
登山のレベルに応じて、それ相応のザックや装備を用意しましょう。
- レインウェア
- 折り畳み傘
- ストック
- 水、飲み物
- タオル
- 替えのシャツ
- ビニール袋
- おやつ、軽食
- お弁当
- 携帯電話
- 健康保険証
- 日焼け止め
- 常備薬、応急手当用品
- 携帯トイレ
- モバイルバッテリー
- 虫除け
- 手袋
登山装備のレンタルについて
屋久島では、初心者に嬉しい登山用品のレンタルサービスが充実しています。登山靴やレインウェア、ザックなどを現地で借りることが可能です。
予約が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。詳細は希望ツアーのプランページをご確認ください。
お弁当の手配について
屋久島の長時間の登山では、エネルギー補給のためにお弁当が欠かせません。屋久島には、コンビニがなく、登山者向けにお弁当を提供している宿泊施設やお弁当屋さんで用意します。
登山口近くで受け取れる場合もあり、事前に予約をしておくと安心です。
ゴミを持ち帰ることが基本ルールなので、簡易包装のお弁当にしましょう。
◆あさひ弁当
◆HIRANO WRAPS
屋久島登山前&当日チェックリスト
屋久島登山を楽しむために、以下のチェックリストを活用してください。
- 登山計画の確認(ルート・天候・難易度)
- 必要な装備と持ち物の準備
- レンタル用品の予約
- 宿泊先やお弁当の手配
◆当日
- 天気予報の再確認
- 必要な荷物の最終チェック
- 水分や食料の準備
- 登山開始前のストレッチ
計画的に準備を進め、屋久島の大自然を満喫しましょう!