屋久島空港の路線&アクセスをご紹介!空港周辺のおすすめスポットも知っておこう
目次
屋久島空港ってどんな感じ?
この記事をご覧になられている方は、現在国内での旅行を検討されている方ではないかと思います。
国内における人気の旅行先には数多くのスポットが挙げられますが、その中でも屋久島は特異なロケーションと高い人気を集めている土地です。
屋久島は鹿児島県の県庁所在地である鹿児島市から南方に135キロメートルの距離に位置しており、南海の離島としては比較的アクセス性に優れた部類の島だといえます。
南国特有の雄大な自然景観が広がっており、数多くの観光資源に恵まれた島であることから、素晴らしい観光体験を味わえるでしょう。
今回はそんな屋久島へのアクセス手段の1つである飛行機に焦点を絞り、飛行機を利用する際の玄関口となる屋久島空港を中心に、さまざまな観光情報をお届けいたします。
これから屋久島への旅行・観光を検討されている方は、旅行計画を立てる際などの参考にしていただければ幸いです!
屋久島の人気アクティビティはこちら↓
早くて便利!
各都市から屋久島空港への直行便
まずは、全国各地の空港から屋久島空港に向けて出ている直行便について、詳しく見ていきましょう。
直行便が出ている空港ごとにその詳細をピックアップしましたので、アクセスを考える際の参考にしていただければ幸いです。
大阪伊丹空港から屋久島空港
屋久島に向けて直行便が出ている空港としてまず挙げられるのが、大阪府豊中市、同府池田市、兵庫県伊丹市にまたがる土地に位置している大阪伊丹空港です。
大阪伊丹空港から屋久島空港までは、1時間30分強の所要時間で到着することができます。
日本エアコミューターによる便が1日につき1本就航しており、時間帯さえ間違えなければ、年間を通して気軽に屋久島へアクセスすることができるでしょう。
福岡空港から屋久島空港
大阪伊丹空港に続いて直行便が出ている空港として挙げられるのが、福岡県にある九州最大の空港、福岡空港です。
九州にあるということで大阪よりは所要時間が短縮され、福岡空港から屋久島空港までの所要時間は約1時間となっています。
こちらも日本エアコミューターによる便が1日1本用意されているため、時間の都合さえ合わせれば、気軽に足を運ぶことができるでしょう。
鹿児島空港から屋久島空港
直行便が出ている空港として最後にもう1つ挙げられるのが、同じ鹿児島県内にある鹿児島空港です。
同県内の移動とあって移動距離は近く、フライトの所要時間は約40分と短時間で済むことが魅力的です。
上記の2空港と同じく日本エアコミューターによって、1日に6便が屋久島空港との間に通っており、最も利便性高く屋久島までのアクセスが可能な空港となっています。
直行便がない場合
鹿児島空港経由がおすすめ
上の記載を見ていただければわかる通り、屋久島空港まで直行便でアクセスできる空港はかなり限られています。
そのため、関西地方、九州地方にお住まいの方以外だと、なかなか直行便を利用することは難しくなってしまうでしょう。
そこで直行便を除いたアクセス手段の中で最も有力な選択肢となるのが、鹿児島空港を経由した形での渡航です。
以下に例として主要都市から屋久島までのアクセス経路を記載しましたので、参考にしてください!
東京から屋久島へのアクセス
東京から屋久島までアクセスする際には、一度鹿児島空港へ向かい、そこで飛行機を乗り換えて再度屋久島を目指す形がおすすめです。
羽田空港から鹿児島空港までの所要時間は約2時間となっており、そこから上述した1日6便のいずれかの便を利用して、屋久島まで移動することになるでしょう。
羽田空港から鹿児島空港までは時期ごとの差はありますが、基本的に1日につき5、6便が就航しているため、時間については融通が利きやすい点がメリットとなっています。
名古屋から屋久島へのアクセス
名古屋から屋久島までアクセスする際には、中部空港から鹿児島空港まで行き、乗り換えて屋久島空港を目指す形が基本となります。
中部空港から鹿児島空港までは約1時間30分のフライトで到着することができ、以降については東京からのアクセスと同様です。
こちらも時期による便数の増減はありますが、基本的には1日につき5、6便の本数が就航しています。
屋久島空港からホテルへのアクセス
屋久島観光を楽しむ上で次に気になる情報といえば、空港からホテルまでのアクセス方法ではないでしょうか。
拠点となるホテルまでのアクセス方法さえ理解し、確保しておけば、旅行中の不安を大きく払拭することができるはずです。
以下に屋久島空港からホテルまでのアクセス方法をまとめましたので、島内の移動手段について旅行前にチェックしておきましょう。
自動車(レンタカー)
屋久島のような離島観光において、最も有力な移動手段となるのがレンタカーの利用です。
空港周辺にもレンタカー会社が営業しているため、空港でレンタカーを借りてホテルへ向かい、荷物を置いて即観光という使い方をすることができます。
レンタカーを確保しておくことができれば、細かなタイムスケジュールに縛られることなく、その時々で行き先を決めながらマイペースな旅行を楽しむことができるでしょう。
公共交通機関では行ける範囲がどうしても限られてくるため、レンタカーの利用は旅行の自由度を大きく高めてくれます。
ここで注意しておきたいのが、島内のレンタカーの台数には限りがあるということです。
特に観光ハイシーズンの夏休みや冬休み、年末年始やGWといった期間にはレンタカーの争奪戦となってしまうこともあるでしょう。
そのため、屋久島観光でレンタカーの利用を検討している場合には、早め早めに予約を抑えておくことをおすすめします。
バス
屋久島の島内には、種子島・屋久島交通とまつばんだ交通バスという2つのバス会社がそれぞれの路線を走らせています。
このうち、まつばんだ交通バスは空港までバスを走らせているため、ホテルの方向によっては移動手段として利用することができるでしょう。
また、ホテルによっては空港までの送迎バスを用意しているケースがあり、宿泊予約をした際に確認しておけば便利に使うことができます。
送迎バスは利便性が高く、まず観光の拠点となるホテルまで移動すれば、以降の観光に本腰を入れていくことが可能となります。
バスを上手く活用することは、屋久島観光の満足度を高めていくための重要なポイントだといえるでしょう。
タクシー
旅行中の交通手段としてタクシーは割高になるという印象を持たれがちですが、シチュエーションを選べば、利便性の高い交通手段として利用することができます。
例えば、友人グループでの旅行であれば、タクシー代を割り勘にすれば、一人ひとりにかかる料金はそれほど高額になりません。
そのため、グループ旅行ではタクシーの利用はかなり有効な選択肢の1つだといえるでしょう。
また、離島観光におけるタクシーの利用は、土地勘に優れたドライバーによる観光案内を受けつつ、効率的な移動を行えるという大きなメリットがあります。
土地を熟知したドライバーの方から耳寄りな観光情報を得られることもあり、よりディープな屋久島旅行を楽しむことができるはずです。
屋久島空港の基本情報
ここまでは屋久島まで、また屋久島到着後の観光情報についてご紹介してきましたが、ここからは屋久島空港という施設そのものにクローズアップしてみたいと思います。
空港について把握しておけば、より一層厚みの増した観光を楽しめること間違いなしです!
施設情報
日本国内には数多くの空港が存在しており、その中には空港そのものに観光機能が備えられているケースも多々見られます。
しかし、そんな中で屋久島空港は、比較的こぢんまりとした規模の昔ながらの空港だといえるでしょう。
屋久島空港は島内の東側に位置しており、宮之浦エリアから車で15分、安房エリアからも車で15分と、島内の各方面からアクセスしやすい立地となっています。
1963年開業と歴史は古く、長年にわたって島民と観光客のための交通の要衝として活躍してきました。
営業時間は8時30分〜19時30分となっており、167台分の余裕ある駐車スペースが用意されている点も特徴の1つです。
サービス情報
屋久島空港内には小規模なレストランが1軒のみ営業しており、空港内で時間潰しをする場合はこのレストランの席を利用することがおすすめです。
また、売店についても小規模なものが用意されており、屋久島特有のお土産品などを購入することができるでしょう。
注意しておきたいのが、屋久島空港にコンビニはないということです。
というよりも、屋久島の島内に24時間営業のコンビニエンスストアは存在していません。
コンビニのような形式の個人商店などは存在していますが、いずれも営業時間が限られているため、島外の感覚で夜や早朝の買い物はできないことに留意しておきましょう。
空港外になりますが、徒歩圏内に観光案内所があるため、島内観光に赴く前に情報を集めておくのも良いかもしれません。
旅行先でATMの有無が気になるという方も多いかとは思いますが、空港周辺にATMは設置されていません。
また、郵便局も最寄りが2km以上先になるため、ゆうちょのお金であっても容易には下ろすことができません。
屋久島へ観光に行く際は到着後に困ってしまうことがないよう、余裕を持った金額を手元に置いておくよう意識しておきましょう。
屋久島空港周辺の
おすすめ観光スポット
屋久島空港について把握することができれ後は、空港周辺の観光スポットについて知っておきましょう。
屋久島は周囲132km、面積503㎢という広大な面積を誇る島であり、無軌道にあちこちを巡ろうとすると、移動ばかりに時間を費やす結果になってしまいかねません。
そこで重要なのが空港周辺の観光スポットであり、これを把握しておけばコンパクトな観光を実現させたり、待ち時間の穴埋めに使ったりできるなど、旅行の自由度が大幅に高まります。
以下に空港周辺のおすすめ観光スポットを3ヶ所ピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
白谷雲水峡
屋久島への観光と聞いて、島を代表するコンテンツとして真っ先に屋久杉のことを思い浮べられる方も多いのではないでしょうか。
そんな屋久杉に気軽に触れることができるスポットとして挙げられるのが、白谷雲水峡です。
白谷雲水峡は屋久島自然休養林に指定されているスポットであり、体力に自信がない方や高齢の方、お子様でも、リスクなく樹齢1000年超の屋久杉などを鑑賞することができます。
周遊コースが時間ごとに設定されているため、気軽なハイキングを楽しみたい方から本格的なトレッキングを楽しみたい方まで、幅広く堪能できるのが白谷雲水峡の特徴です。
住所は鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦で、空港からは約40分で到着することが可能となっています。
屋久島のランドマークとも呼べるスポットですので、まずはここを中心に観光プランを組み立ててみてはいかがでしょうか?
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白谷雲水峡について詳しくはこちら↓
ウィルソン株
続いて、屋久島を代表する観光スポットとして挙げられるのが、巨大な屋久杉が伐採された切り株であるウィルソン株です。
切り株なんて見てもつまらないんじゃないかと思われるかもしれませんが、ウィルソン株は一般的な切り株とはまるで規模が異なります。
ウィルソン株の内部は巨大な洞となっており、内部には小さな祠があって、見上げるとハート型にくりぬかれた森が見えるのが大きな特徴です。
美しいハート型を描いた形状から、カップルが足を運ぶスポットとしてSNSなどでも人気を集めています。
また、今から400年以上前の時代に、豊臣秀吉の命で京都の方広寺大仏殿造営のために伐採されたといわれており、歴史を感じることができることもウィルソン株の魅力です。
住所は鹿児島県熊毛郡屋久島町で、空港からはまず屋久杉自然館まで約20分かけて移動し、そこから荒川登山口バス停まで登山バスで約40分かけて移動するというコースです。
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ヤクスギランド
屋久島観光の醍醐味である屋久杉鑑賞に適したスポットとしてもう一つ挙げられるのが、ヤクスギランドと呼ばれる自然休養林です。
標高1000メートル付近に広がる立地が特徴的であり、自然が保護された園内には千年杉やくぐり杉、仏陀杉といった多彩な杉の木や名の知れた倒木などを目にすることができます。
島の自然とその歴史を体現したようなスポットであり、体力に合わせた観光が選べるのも魅力です。
所要時間に併せて5つのルートが用意されており、短距離のコースであれば歩道の整備も行き届いているため、手軽に屋久島の森林浴を楽しむことができるでしょう。
住所は鹿児島県熊毛郡屋久島町安房0で、空港からは約40分の所要時間でアクセスすることが可能です。
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屋久島空港到着日に参加できる
おすすめツアー
屋久島での観光旅行を楽しむためのコツとして注目していただきたいのが、各種ツアーの利用です。
屋久島に限ったことではありませんが、離島観光は初めて訪れることによる土地勘のなさがさまざまな面におけるネックとなってしまいます。
そんな問題を解決するためには、土地のことを熟知した業者などが開催しているツアーに参加することが一案です。
以下に飛行機のタイムスケジュールを鑑みつつ、屋久島空港到着日に参加できるおすすめツアーをピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
白谷雲水峡トレッキング半日ツアー
まずご紹介させていただきたいのが、上で人気スポットとしてご紹介した白谷雲水峡で半日かけたトレッキングを楽しむツアーです。
実は白谷雲水峡はあの有名なジブリ映画、もののけ姫の舞台のモチーフとなったことで知られています。
奥深く静謐な森ですので、単独で入ると迷ってしまうのではないかと不安に思われる方も多いでしょう。
しかし、トレッキングツアーに参加すれば、土地を熟知した現地ガイドの方の先導と案内を受けながらトレッキングを楽しめるため、そんな心配はご無用です。
本格的なトレッキングなためレインウェア、トレッキングシューズ、ザック・ザックカバーの用意は必要ですが、レンタルも可能であるため、ぜひ旅行のついでに参加を検討されてみてはいかがでしょうか。
白谷雲水峡トレッキング半日のツアーはこちら↓
安房川でのんびり半日リバーカヤックツアー
カジュアルに屋久島の環境を堪能したいという方におすすめなのが、安房川で半日かけてリバーカヤックを楽しむこちらのツアーです。
カヤックとは1人ないし2人乗りの小型の船に乗り込み、オールを使って水辺を漕ぎ進めていくというアクティビティであり、難しそうに感じてしまう方も多いかもしれません。
しかし、実際のカヤックは非常に安定性が高く、容易に馴染むことができる親しみやすいアクティビティとなっています。
ライフジャケットを着用しての乗船となるため、泳ぎの心配をする必要もなく、安房川の美しいロケーションを眺めながらカヤックを漕ぐ体験は忘れがたいものとなるでしょう。
川の流れも穏やかであるため、安心して参加できるアクティビティとなっていますので、気軽にチャレンジしてみてください。
安房川でのんびり半日リバーカヤックツアーはこちら↓
ウミガメシュノーケリングツアー
沖縄や鹿児島におけるマリンアクティビティの王道といえばシュノーケリングですが、屋久島ではそれだけでなく、ウミガメと触れ合いながらのシュノーケリングを楽しめます。
屋久島の海は青く澄んだ美しさを湛え、豊かな生態系が築かれていて、ウミガメたちが安心して暮らせる環境が形成されているのが特徴です。
そんな屋久島の海でシュノーケリングツアーに参加すれば、愛らしいウミガメたちとの触れ合いを高確率で楽しむことができるでしょう。
シュノーケリング自体も難易度が低く、年齢性別を問わず気軽に参加することができるアクティビティとなっています。
もちろん、初めて体験する人への丁寧でわかりやすい指導なども用意されておりますのでで、ウミガメたちと触れ合う貴重なひと時を堪能してみてください。
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島内観光ツアー
最後にご紹介させていただくのが、屋久島における各種ツアープランの中でも特に高い人気を誇っている島内観光ツアーです。
このツアーは任意の行き先を指定することができ、個別にヒアリングを行った上で、できる限り希望に沿ったコースを効率的に組み立ててもらえます。
千尋の滝や平内海中温泉、中間のガジュマル、大川の滝、西部林道、永田いなか浜などなど、屋久島を代表するスポットの数々を自由に指定することができるのです。
それらに加えて、尾之間温泉がツアーの一環として入浴することもできるため、楽しみ方はお客様の数だけ存在しているといえるでしょう。
時間帯などについても融通を利かせることができるので、お子様や高齢の方を含むグループでの旅行時でも気兼ねせず楽しむことが可能です。
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まとめ
今回は屋久島観光をお考えの方に向けて、空港を中心としたさまざまな観光情報をお届けさせていただきました。
アクセスや空港について正しく把握することに加えて、周辺情報なども含めて事前にリサーチしておけば、スムーズに観光を楽しむことができるでしょう。
この記事がみなさまが旅行計画を立てる際の参考になれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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