屋久島の木の種類を紹介!屋久杉・ヒメシャラなど代表的な木5選
屋久島で有名な木の種類は何ですか?
A.
代表は屋久杉で、ほかにヒメシャラやヤクシマシャクナゲ、ガジュマルなどがあります。標高によって見られる木が変わるので、歩くコースで出会う種類も違いますよ!
屋久島の木の種類を紹介!
屋久杉・ヒメシャラなど代表的な木5選

屋久島は、島の約9割が森林に覆われた、木の種類が豊かな島です。
屋久杉だけでなく、ヒメシャラやヤクシマシャクナゲ、ガジュマルなど、標高によってさまざまな木に出会えますよ。この記事では、代表的な木5種類と、出会える場所をまとめました。
◆屋久杉と小杉の違いや、標高ごとの森の変化に興味がある方
◆ヒメシャラやヤクシマシャクナゲなど、見どころの木を見つけたい方
◆白谷雲水峡やヤクスギランドなど、木に出会えるスポットを探している方
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屋久島の木の種類とは?標高で変わる森

屋久島は標高によって、見られる木の種類ががらりと変わります。海岸から山頂まで、まるで日本列島を縦断するような森の変化が楽しめますよ。
ここでは、標高ごとの森の特徴を順番に紹介しますね。
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海岸から低地の亜熱帯・照葉樹の木

暖かい黒潮の影響を受ける海岸付近では、アコウやガジュマルなど、亜熱帯の植物が見られます。
低い標高の森には、タブノキやシイ類、カシ類といった照葉樹が茂っています。葉がつやつやした常緑の木が多く、南国らしい雰囲気を感じられますよ。
西部林道のように、亜熱帯の植物から山の植物まで見られる道もあります。海に近い森は、標高の高い山とはまた違った表情が魅力ですね。
中腹のスギ・モミ・ツガの森

標高が上がるにつれて、スギ、モミ、ツガ、ヤマグルマ、ヒメシャラなどが混ざる森になります。
針葉樹と広葉樹が入り混じる、針広混交林と呼ばれる森です。屋久杉が育つのも、この標高帯のエリアですよ。
モミやツガ、スギは標高1,000m付近に多く、屋久島が分布の南限とされています。森の中では、大きな木が重なり合う、神秘的な景色に出会えます。
山頂付近のヤクシマシャクナゲ・ヤクシマダケ

九州最高峰の宮之浦岳に近い山頂付近は、風が強く寒いため、背の高い木は育ちにくくなります。
かわりに、ヤクシマシャクナゲやヤクシマダケが主役の植生に変わります。ヤクシマダケは屋久島の名がつく、島ならではの植物です。
初夏には、ヤクシマシャクナゲのピンク色の花が山を彩りますよ。この標高まで行くのは本格的な登山になるので、まずはガイドツアーで体験してみてはいかがでしょうか?
屋久島の代表的な木5選

屋久島の木の中から、これだけは知っておきたい代表的な5種類を選びました。
特徴と見られる標高を知っておくと、歩きながら見つけるのがぐんと楽しくなりますよ。
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屋久杉

屋久杉は、屋久島に自生するスギのうち、樹齢が1,000年を超えるものを指します。1,000年に満たないものは小杉と呼ばれ、区別されているんですよ。
屋久島の土壌は栄養が乏しく、スギの成長はとてもゆっくりです。年輪が詰まり、抗菌作用のある樹脂をたっぷり含むため、雨が多くても腐りにくいと言われています。
最大の屋久杉が縄文杉で、樹齢は2,000年以上とも言われ、7,200年とする説もあります。
ヒメシャラ

ヒメシャラは、ツバキ科の落葉高木で、滑らかな淡い赤褐色の樹皮が目を引く木です。名前は、小さなシャラ(ナツツバキ)という意味で、葉も花も小ぶりで清楚な雰囲気ですよ。
屋久島では、スギなどと混ざる針広混交林の仲間として、中腹の森で見られます。初夏には、白い花が咲きます。花は1日で萎む一日花です。
ヤクスギランドでは、秋にヒメシャラやナナカマド、ヤクシマオナガカエデが紅葉します。針葉樹の中で見つけると、赤茶色の幹がひときわ目立ちますね。
ヤクシマシャクナゲ

ヤクシマシャクナゲは、屋久島固有のシャクナゲです。標高1,200m以上の高地に自生し、宮之浦岳の山頂付近が見どころです。
花はピンク色で咲き、散る前に白くなります。開花は、5月下旬から6月上旬ごろです。淀川登山口からの道は、ヤクシマシャクナゲの群生地として知られています。
山を歩く余裕のない方は、植物園で見られる場所もあるので、チェックしてみましょう!
モミ・ツガ

モミとツガは、スギとともに屋久島の中腹の森をつくる針葉樹です。標高1,000m付近に多く、屋久島が分布の南限と言われています。
屋久杉やヒメシャラ、ヤマグルマなどと混ざり合い、針広混交林という独特の景色をつくりますよ。
ヤクスギランドや白谷雲水峡のような標高の高い森を歩くと、出会えるチャンスが増えます。
屋久杉だけを見るのではなく、周りの木にも目を向けてみると、森の奥深さを感じられますね。
ガジュマル

ガジュマルは、馬の尾のように垂れ下がる気根が特徴の、亜熱帯の植物です。屋久島は、ガジュマルが分布する北限と言われています。
志戸子ガジュマル公園では、ガジュマルやアコウが密生していて、海を見ながら歩ける一周約10分の遊歩道があります。
西部林道でも、亜熱帯の植物のひとつとして見られます。屋久杉のイメージとは違う、南国らしい屋久島の一面を感じられますよ。
屋久島の木に出会えるおすすめの場所

屋久島の木を見に行くなら、整備された人気スポットが安心です。初心者向けから本格的なトレッキングまで、代表的な3か所を紹介しますね。
体力や日程に合わせて、選んでみてください。
ガイド付きで安心☆
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白谷雲水峡

白谷雲水峡は、標高600〜1,050mに広がる自然休養林です。苔に覆われた幻想的な「苔むす森」が有名で、屋久杉と苔のコントラストが楽しめます。
太鼓岩まで足をのばすと、屋久島の山々を見渡す大パノラマが待っていますよ。太鼓岩往復は約4〜5時間かかるので、早めの時間に入林すると安心です。
入林には協力金が必要で、管理棟は8:30〜16:30です。雨の日は、苔がいっそう瑞々しく輝くのも魅力ですね。
◆開放時間:管理棟8:30〜16:30(無休)
◆アクセス:宮之浦港から車で約25分、バスで約30分(白谷雲水峡下車すぐ)。無料駐車場あり
ヤクスギランド

ヤクスギランドは、標高約1,000〜1,300mに広がる、屋久杉の自然休養林です。30分から210分まで、5つのコースが整備されているので、体力や時間に合わせて選べます。
50分コースでは仏陀杉、150分コースではひげ長老など、名前のついた屋久杉が見られますよ。どのコースも、樹齢1,000年の屋久杉や、1,000年未満の小杉の間を通ります。
短いコースは遊歩道が整備されているので、ハイキング初心者やお子さまにも向いています。
入園には協力金が必要です。荒天時は閉園になるので、事前に確認しておきましょう。
◆開放時間:管理棟8:30〜16:30(無休・台風や大雨などの荒天時は閉園)
◆アクセス:安房港から車で約40分、屋久島空港から車で約1時間。無料駐車場あり
縄文杉トレッキング

最大の屋久杉・縄文杉には、荒川登山口から歩いて会いに行きます。スタートからしばらくはトロッコ道が続き、片道約8kmあります。
その後は山道に入り、往復の日帰りでは約10時間を見ておくのが目安です。
荒川登山口へは、屋久杉自然館から荒川登山バスに乗り換えます。3〜11月は一般車両の乗り入れが規制されています。
長い道のりなので、早朝出発のスケジュールが基本です。体力に自信のない方は、ガイドツアーを利用すると安心ですよ。
◆目安時間:荒川登山口から往復約10時間(日帰りの場合)
◆アクセス:屋久杉自然館から荒川登山バスで荒川登山口へ(3〜11月は一般車両の乗り入れ規制あり)
屋久島の木を楽しむコツ

木の種類を知っていても、見分け方や服装を知っておくと、当日の楽しみがぐんと広がります。
ここでは、屋久杉と小杉の違いや、季節と服装のコツをお伝えしますね。
初心者さんも安心☆
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屋久杉と小杉の違い

屋久杉と小杉は、見た目だけでは区別が難しいため、樹齢で見分けられています。
樹齢1,000年を超えるスギが屋久杉、1,000年に満たないスギが小杉です。ヤクスギランドや白谷雲水峡では、屋久杉と小杉が混ざる森を歩けます。
幹の太さや、苔の付き方、枝ぶりなどを観察しながら歩くと、違いを感じやすいですよ。ガイドと一緒なら、見どころを解説してもらえるので、初めての方にも安心です。
ベストシーズンと服装

屋久島は、季節ごとに見どころが変わります。ヤクシマシャクナゲは、5月下旬から6月上旬が開花の時期です。
ヤクスギランドでは、10月下旬から11月中旬ごろに、ヒメシャラなどの紅葉が楽しめます。
屋久島は雨が多く、山の中は年間を通して降水量が多いので、雨具は必須です。服装は、長袖・長ズボンとトレッキングシューズが基本で、ザックもあると便利です。
屋久島の木の種類に関するよくある質問(FAQ)
縄文杉も屋久杉のひとつです。屋久島に自生するスギのうち、樹齢が1,000年を超えるものを屋久杉と呼び、縄文杉は現在確認されている最大の屋久杉です。樹齢は2,000年以上とも言われ、7,200年とする説もあります。
開花は、5月下旬から6月上旬ごろです。標高1,200m以上の高地に自生し、宮之浦岳の山頂付近が見どころです。淀川登山口からの道は群生地として知られています。
荒川登山口から往復の日帰りで、約10時間が目安です。片道約8kmのトロッコ道を歩いたあと、山道に入ります。荒川登山口へは屋久杉自然館から荒川登山バスで向かい、早朝出発が基本です。体力に自信のない方は、ガイドツアーが安心です。
まとめ

屋久島の木は、標高によって亜熱帯から高山の植物まで、さまざまな種類が見られます。
屋久杉、ヒメシャラ、ヤクシマシャクナゲ、モミ・ツガ、ガジュマルを知っておくと、森歩きがもっと楽しくなりますよ。
体力や日程に合わせて、白谷雲水峡やヤクスギランド、縄文杉トレッキングを選んで、屋久島の木に会いに行きましょう!
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