屋久島の年末年始ってどんな感じ?知っておきたい旅行費の相場&おすすめアクティビティ
目次
屋久島の年末年始ってどんな感じ?
冬の屋久島はオフシーズンにはなりますが、年末年始の休暇を利用して屋久島を訪れる方は多いです。
しっかりした防寒対策をしておけば、冬も夏と変わらず、屋久島で充分アクティビティも楽しむことができますよ♪
そして、屋久島の森の多くは常緑樹で落葉樹が少ないので冬でも緑豊かな森が楽しめるのが特徴的です。
冬の屋久島では、雪が降ることもあるので、運が良ければ『苔の緑』と『雪の白』のコントラストが映える『屋久島ならではの美しいレア風景』を楽しむことができるかもしれません。
今回の記事では、屋久島の年末年始についてご紹介させていただきます!
ヤクシカやヤクシマザルをはじめとした固有種が数多く存在し、縄文杉などを含む樹齢数千年を超える屋久杉など、見どころが盛り沢山の場所です。
島の約9割が森林に覆われていて、日本に存在する植生の約7割を屋久島で見ることができる点も魅力的!
東京23区の大きさに相当する面積約500㎢の島内には、約11,641人が暮らしています。(2023年10月現在)
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屋久島年末年始旅行費の相場
アクセスの難しさなどから、高額になることも多い屋久島旅行ですが、年末年始の期間は数多くのお値打ちプランが打ち出されていることもあります。
例えば、オフシーズンの年末年始なら、旅行料金が約3〜4割安くなることも!
そのため、さまざまなプランを比較検討することで、最適なプランを選択しましょう。
飛行機代の目安
飛行機の費用は、航空会社、出発地、出発時期、残席の数などの様々な要因で変動します。
例えば、鹿児島空港から屋久島空港までは片道約8600〜17700円、伊丹空港から片道約17600〜43700円、福岡空港から片道約14500〜18000円が目安になります。
また、東京、関西、中部エリアの空港から鹿児島空港に向かう場合は、LCCなどの格安航空を利用することで、飛行機代を抑えることができるでしょう
宿泊費用の目安
宿泊にかかる費用は、ホテルか民宿か、宿泊日数などによっても変わってきますが、ホテル代の目安は素泊まりで、1人1泊約8000円~、朝夕の2食付きで約15000円~になります。
高級ホテルであれば、1人1泊約40000~50000円ほどになるので、ホテルの質や食事の有無によっても大分費用が変わってきます。
費用を抑えたい方におすすめなのは民宿ですが、素泊まりで1人1泊約4000円~、朝夕の2食付きで約8000円~が相場といえるでしょう。
年末年始にかけて室料は高くなりますが、三が日を過ぎると値下がりする傾向にあります!
屋久島年末年始の混雑度
屋久島の冬はオフシーズンと言われていますが、年末年始は観光客以外に帰省客も増えるため、飛行機、フェリーなどの交通手段は早めに予約しておいたほうがよいでしょう。
特に、縄文杉のツアーなどは混雑するので、予約を忘れないようにしましょう。
年末年始でも楽しめる!
屋久島のおすすめアクティビティ
夏のイメージが強い屋久島ですが、冬ならではの魅力もたくさんあります。
例えば、夏場の山中に比べると虫も少ないため、虫が苦手という方には嬉しい季節と言えるでしょう。
暑いのが苦手な方は、快適なトレッキングを楽しめるはず!
ここでは年末年始に屋久島を訪れた際におすすめのアクティビティを3つご紹介します。
トレッキング
山歩きのことを「トレッキング」と呼び、トレッキングの目的は、山を歩いて楽しむことにあります。
頂上まで登るのが目的ではなく、山道を歩いて自然を楽しめば、それは立派なトレッキングなのです!
屋久島では、定番の観光スポットである「縄文杉」と「白谷雲水峡」のもののけの森は、どちらも外せません。
苔むす森は「もののけの森」とも呼ばれ、多くの種類の苔に覆われた幻想的な原生林の光景は、ジブリ映画『もののけ姫』のモデルになったといわれています。
トレッキングできるツアーの数は豊富であり、2日間に分けて進められる場合が多いです。また、コースはご自身の体力や予定に合せて選ぶことができるので安心です。
滞在日数が少ない人でも、半日ずつや合わせて1日で完結できるツアーもあるので、ご安心くださいね。
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島内観光(エコツアー)
島内観光も年末年始におすすめのアクティビティーの一つです。
トレッキングの際に自然を観察し、その成り立ちを学んだり、野生の生き物の保護活動に参加したりすることも、エコツアーのひとつです。
環境に優しい気持ちで自然と向き合うことで、屋久島での時間がより素敵な思い出になること間違いなしです!
トレッキング中は、経験豊富なガイドが屋久島の偉大な自然のことを、たくさん紹介してくれるので、屋久島の魅力を、たくさん学ぶことができるでしょう。
写真撮影が好きな方は、カメラを持参して森を歩くフォトトレッキングがおすすめ!美しい景色を写真に収めたい方には、ぴったりです。
さらに、屋久島の森の楽しみ方は、トレッキングだけでは終わりません。
森林浴セラピーや、「鳥の目線」で森を楽しむ空中ボードウォーク体験など、たくさんの楽しみ方があります。
貸し切りのプライベートツアーが基本なので、苔むした木々を観察したり、ハンモックでお昼寝したりというように、自分のペースでゆっくりと自然を楽しめるのが魅力です。
空中ボードウォークとは、木々の間に300mに渡って架けられた橋を歩いて、「空中」から屋久島の森を観察するものです。
木々にかけられた木の橋は整備された道なので、体力に自信がない方でも手軽に楽しめるのが魅力といえるでしょう。
お子様からご年配の方まで気軽に楽しめる体験として、人気が高まっています!
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カヌー(カヤック)
カヌーといえばアクティビティの定番で、1人もしくは2人乗りの小舟に乗って、パドルを漕いで進んでいくものです。
屋久島カヌーツアーは、海、川、湖など多種多様な場所で体験することができ、老若男女問わず大人気のアクティビティとなっています。
世界自然遺産の森を流れる川や、美しい海を小舟に乗って進む貴重な体験は、素敵な旅の思い出になるでしょう。
基本的には、足元しか濡れることがないので、少し肌寒い季節でも安心して参加できます。
体力もそれほど使わないので、トレッキングから戻って少し時間が残っているというようなスキマ時間での参加もおすすめ!
屋久島でしか体験できないカヌーに、ぜひチャレンジしてみてください!
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年末年始屋久島旅行の注意点
オフシーズンとはいえ、年末年始の屋久島は正月休みを利用して訪れる観光客でにぎわいます。
ここでは、年末年始の屋久島旅行を有意義に過ごすために、注意しておきたいポイントを2つご紹介いたします!
ご予約はお早めに!
冬の屋久島はオフシーズンですが、年末年始になると旅行客が加え、帰省する人も増えます。
そのため、飛行機やフェリーなどの交通機関や宿泊先の予約は早めに完了させておきましょう。
ツアーの予約も早めがおすすめです。屋久島を目一杯楽しむためには、万全な事前準備が大切です!
冷えこむ日も多いのでご注意を!
屋久島は鹿児島より南に位置しているので、一年を通して暖かいというイメージがありますが、半分正解で半分は違っています。
冬の屋久島は、寒波が来れば氷点下になることも予想され、積雪することもあるのです!そのため、帽子や手袋は必需品となります。
しかし、トレッキングをしていれば体温が上がり汗ばむこともあるため、衣類は速乾性のもので、脱着しやすい重ね着スタイルがおすすめです。
まとめ
今回は、屋久島の年末年始について、ご紹介させていただきました。夏のイメージが強い屋久島ですが、冬の屋久島にもたくさんの魅力があふれています。
年末年始は、移動手段や宿泊施設が混雑することが予想されるので、早めに予約を済ませて、屋久島を目一杯楽しみましょう!
屋久島で、大自然に包まれながら縄文杉を楽しみ、一生の思い出をつくってみませんか?
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