現地ガイドが推薦!大自然を体感できる屋久島ツアー
目次
屋久島のツアー
屋久島で観光するのであれば、ツアーへの参加がおすすめです。
現地の方や旅行会社が主催するツアーに参加することで、屋久島の自然を存分に味わうことができます。
特に屋久島に初めて行く場合は、ご自身で事前に調べて行ったとしても、現地に着かないとわからないことや不安が出てくることでしょう。
ツアーで行くと、現地のガイド・旅行会社の方からより詳しいガイドを受けることができるので、不安もなく安心して旅を楽しむことができますよ。
ツアーに参加すると、屋久島を楽しむことだけに専念することができます!
今回の記事では、屋久島の概要やおすすめのツアーをご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてください!
そもそも屋久島とは?
屋久島は、鹿児島県本土から南へ約65km離れた東シナ海に浮かぶ島で、島の90%が森林に覆われています。
島の面積約21%に当たる部分が日本で初めてユネスコの世界遺産に認定されました。
日本固有の植物であるスギが豊かで美しく、日本らしい自然景観が保持されているということで世界でも大変評価されています。
全面積の約9割を山岳地が占めていることから「洋上のアルプス」とも称されていて、大自然を肌で感じることができるスポットです。
島の人口は約1万3,000人で、海岸沿いには24の集落があり、それぞれの集落ごとに異なった文化や歴史があるのも特徴です。
屋久島への行き方は?
東京・大阪・福岡・名古屋の主要都市からの屋久島への行き方をご紹介します。
まずは、東京からのルートは、羽田もしくは成田空港から鹿児島空港へ行き、そこから屋久島空港へ行くルートが最速です。
鹿児島から屋久島へ船で行く手段もありますが、時間がかかってしまうため、飛行機で行く方が旅行全体で考えたときのコスパが良く、おすすめです。
次に大阪からの行き方ですが、伊丹空港からは1日1本屋久島への直行便が就航しています。
時間をなるべく節約したい方には、こちらがおすすめの方法です。
続いて福岡からの行き方ですが、伊丹空港と同じく屋久島への直行便が1日1便就航しています。
もちろん鹿児島空港で乗り換えていくことも可能なので、旅のプランと相談しつつ最適な移動方法を選択してみてください。
最後に名古屋からの行き方ですが、一旦新幹線で伊丹空港まで行き、そこから直行便で行く方法が最速です。
もしくは小牧空港から福岡空港に行き、そこから直行便で行くという方法もありますので、検討してみてください。
屋久島の天候は?
屋久島は、沿岸部が亜熱帯、山頂部が亜寒帯の気候となっています。
つまり、沿岸部は暖かく過ごしやすい気温のときでも、山頂部は北海道並の寒さです。
具体的には、春や秋であれば山の気温で5℃~15℃、夏であれば気温15℃以上になります。
山に登る予定がある方は、調整ができるような服装を考えて準備してください。
早朝はひんやりとして肌寒く、歩いているうちに暑くなってきますので、重ね着をしておいて、あとから脱ぎ着できるような服装がベストです。
肌着、シャツ・フリース、アウターの3つの層に分けて考え、1~5枚ほどの服を組み合わせておくと良いでしょう。
綿素材のものだと汗をかいたあとは冷えてしまうので、速乾性の素材で揃えておくと尚良しです。
また、「1ヶ月に35日雨が降る」と言われるほど、雨がたくさん降る場所ですので、訪れる際は必ず雨具を持っていくのもお忘れなく。
雨が降るタイミングや気温の変化を予想するのは難しいので、事前にしっかりと準備して屋久島を楽しみましょう!
屋久島のツアー一覧
屋久島を思いっきり満喫したい方にぴったりのツアーを、6つご紹介いたします!
トレッキングツアー
屋久島のシンボルでもある縄文杉を巡るトレッキングツアーは、屋久島でも1番人気のアクティビティです。
スタート地点からは片道約11km、往復で約10時間のルートですので、本格的なトレッキングになります。
早朝から出発する必要があり、道のりも長いのでツアーに参加した方が断然安心です。
オプショナルツアーに申し込めば、往復送迎も付いていますので、早朝の出発でも快適に行くことができますよ。
また、登山中に屋久島の自然をガイドの方からしっかりと学ぶことができるので、ツアー終了後には屋久島の知識が豊富になります。
登山初心者の方でも、歩き方や呼吸法など基本的なことから教わることができるので、トレッキングツアーに参加して幻想的な縄文杉を堪能してみてはいかがでしょうか?
SUPツアー
SUPとは、「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称です。
サーフィンの板のようなボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進んでいくアクティビティです。
聞き覚えがない方も多いかもしれませんが、サーフィンが盛んな湘南やマリンアクティビティが豊富な沖縄では徐々に人気が出てきています。
ツアーに参加すれば、SUPに必要なパドルやボードはレンタル可能なところが多いので、手ぶらで参加することもできます。
ボードの上に立つだけでも体幹が鍛えられるので、初心者の方はまず立つことから始めてみましょう。
慣れてきてからは、SUPの上でヨガを楽しんでみるのもよさそうですよ。
海の上で風を感じながら癒されてみてください!
カヌーツアー
カヌーとは、パドルを使って漕ぐ小舟の総称で、実はカヤックもカヌーに含まれます。
自然の中で家族や友人と協力しながらカヌーを漕ぐことで思い出も作れますし、都会では見られないような景色を満喫できます。
自然に触れ合うことで童心に返ることができ、お子様だけでなく、大人も一緒に楽しめるのが嬉しいポイントです。
シュノーケリングツアー
シュノーケリングは、呼吸用のパイプを付けて海の中を楽しむマリンアクティビティです。
普段の日常生活ではなかなか見ることのできない珍しい魚や、海の中の美しい景色を存分に楽しめます。
初心者の方や海に慣れていない方は、シュノーケリングツアーに参加した方が安心です。
海に慣れているインストラクターの方が、シュノーケリングをより楽しむ方法や注意点などを丁寧に教えてくれますよ。
ツアーに参加すれば必要な器具も借りることができるので、必要最小限の準備で気軽に参加できます。
非日常の海の中の景色を、シュノーケリングで満喫してみてはいかがでしょうか?
ダイビングツアー
ダイビングとは、背中に背負ったボンベを利用して呼吸を行うことで、水中深くまで潜るアクティビティです。
水中に潜れる時間は1時間程度と長く、シュノーケリングよりも深く潜ることができるため、ゆっくりじっくり海の中を満喫できます。
ダイビングをより本格的に楽しみたい方は資格の取得が必須ですが、体験ツアーであれば資格が無くてもダイビングがどんなものなのかを知ることができます。
屋久島の美しい雄大な海を肌で感じて、ダイビングの醍醐味を体験してみてください。
シャワートレッキング(沢登り)ツアー
シャワートレッキングは、渓谷を下流から上流へと登りながら探検するアクティビティです。
ロープを使ったり、時には滝に打たれたりしながら上まで登り切ると、達成感を味わえること間違いなしです。
体力に自信がない方でもガイドの方がサポートしてくれるので、無理のない範囲で楽しめますよ!
屋久島ツアーに参加する際の注意点
屋久島ツアーに参加する際の注意点をご紹介します。
自然を守るためのルールに注意
自然を守るためにルールをしっかり確認しておきましょう。
屋久島には苔がたくさんあり、苔がキラキラと光る様子は森の宝と言われています。
しかし、その苔に座るのは、屋久島観光の中でもNGとされている事柄の1つです。
登山で疲れていても、絶対に苔の上に座ることはやめましょう。
また、登山中にシカやサルなどの野生動物に遭遇しても、決して餌はあげずに見るだけにしましょう。
事前にルールを確認しておき、美しい屋久島の自然を満喫してください。
日差しが強さに注意
屋久島は本土よりも緯度が下がるので、日差しがとても強いです。
熱中症予防や日焼け防止のためにも、帽子は必ず持っていきましょう。
水分補給もこまめに行い、体調に気をつけてください。
ご予約はお早めに!
神秘的な魅力のある屋久島は、一年中とても人気のあるスポットです。
特に、お盆休みやGWでは、人気のツアーはすぐに予約が埋まってしまいます。
旅行のスケジュールが決まったら、予約は早めに取りましょう。
伊丹空港や福岡空港からの直行便は1日1便なので、こちらも早めに予約して、自分の希望をたっぷり盛り込んだ旅を楽しんでくださいね!
まとめ
今回は、屋久島のツアーについて、さまざまな魅力をお伝えさせていただきました。
屋久島は、美しい縄文杉や山の風景を楽しめるトレッキングツアーはもちろん、海でのアクティビティも盛り沢山です!
気温の差や体調管理にも注意しながら、たくさんの思い出を作ってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。