屋久島-永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜)-
永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜)とは
永田浜は屋久島の北西部に位置しています。
奥岳から永田川の流れに乗って運ばれてくる風化花崗岩の白砂が造り出したこの浜には、毎年5月から7月にかけて、多くのウミガメが産卵のために上陸します。
特に、アカウミガメの産卵地としては北太平洋で最大の浜となっており、その重要性から、2005年にはラムサール条約にも登録されました。
ウミガメが上陸するのは陽が沈んでからになります。
そのため、5月~8月にかけて、夜間は永田浜へ立ち入ることが出来ません。
産卵観察や子ガメの放流体験は、NPO法人屋久島うみがめ館が行っているので、そちらへの申し込みが必要です。
また、昼間にも浜に残されたウミガメの足跡や産卵の跡を見ることが出来ます。
なお、永田浜には、自主ルールとして「永田浜ウミガメ観察ルール」が設けられています。
昼夜を問わず、観察の際はルールを守りウミガメに優しい行動を心がけましょう。
永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜)の行き方
永田浜(いなか浜・前浜・四ツ瀬浜)は、屋久島の北西部に位置する浜です。
県道78号線を海岸線沿いに南下すると、右手にあります。
ホタルの滝を越えると右手に見えます。