屋久島-三代杉-
三代杉とは
一般的な杉の寿命は500年程度と言われていますが、屋久杉は屋久島の土壌と多雨高湿の環境のもと樹脂分が多く腐りにくいために寿命が飛び抜けて長いと言われています。
寿命が長いだけでなく生命力の強さと躍動感を感じさせてくれるのが三代杉です。
三代杉は推定の樹齢が500年程度なので厳密にいえば屋久杉ではなく小杉の分類に数えられます。
この三代杉は名前の由来通り伐採された切り株に若芽が育ったものなのです。
初代は2000年前、二代目はおよそ1000年前に伐採され、その切り株に生命が宿ったもので自然の神秘を感じさせます。
しかし、実は屋久杉ではそう珍しいことでなく、伐採や倒木で陽があたるようになった場所に若芽が育つのです。
三代杉は縄文杉をみるための登山の道中でみることができます。
荒川登山口から5.4kmで標高700mの位置にあります。
おおよそ縄文杉まで半分の距離ですので、三代杉は観光するだけでなく、縄文杉までの距離のおおよその目印として使うのもいいでしょう。
三代杉の行き方
三代杉は、宮之浦地区からレンタカーで約40分、バスで約45分の場所に位置しています。
・レンタカーの場合
県道77号から右手に赤い建物であるまつばんだ交通が見えたら、直野水産の看板がある交差点を右折します。
その後、道なりに進むと荒川登山バス専用駐車場(屋久杉自然館)に到着します。
駐車後、荒川登山バスに乗り換えます。
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