屋久島旅行を大満喫!屋久島に欠かせないアクティビティ7選をご紹介
世界遺産「屋久島」旅行
屋久島は、1993年に日本で初めて世界自然遺産として正式に認定された島です。
屋久島国立公園、森林生態系保護地域の一部や昔から自生している植物を保護している地域があり、国が指定した天然記念物の屋久島スギ原生林などがあります。
樹齢数千年にもなるような屋久杉など、世界でも例を見ない特異な景観を持ち合わせており、世界中の学者が高く評価しています。
また、屋久島の気候は亜熱帯から冷温帯まであり、北海道から九州までを体感できるような珍しい島です。
冬には山に雪が積もることもあるほか、春には桜、初夏には新緑を楽しめ、季節によって異なる景色が広がります。
世界に認められた屋久島には、年間を通して多くの観光客が訪れ、大自然でのトレッキングや海でのマリンアクティビティを楽しんでいます。
また、日本で一番のウミガメの産卵地であり、産卵時期になるとウミガメの産卵の様子を観賞するツアーも人気です。
屋久島とは
屋久島は本土最南端の鹿児島県佐多岬の南南西約60kmの場所に位置しています。
鹿児島県の島では奄美大島に次いで2番目の大きさです。
屋久島はほとんどが山地で、1000〜1900mを超える山々が連なり、中央部には日本百名山の一つで九州地方では最高峰の宮之浦岳がそびえ立っています。
また、海からの湿った風が山々にぶつかるため、「屋久島は月のうち、35日は雨」と表現されるほどの雨量で、年間降水量は平地で約4500mm、山地では約8000~12000mmにも及び、雨が多い島としても有名です。
雨量が多いことから苔が多く、人気の観光地である白谷雲水峡は、森一面が苔で覆われている幻想的な世界が楽しめます。
屋久島へのアクセス・行き方は?
屋久島への主なアクセスは飛行機、高速船、フェリーの3種類です。
飛行機を利用する場合、各都市から鹿児島空港まで行き、そこから屋久島空港までは約35分で行くことができます。
また、大阪(伊丹)と福岡からは直行便があり、伊丹から約2時間、福岡から約1時間10分で到着できます。
料金は出発地と航空会社によって異なります。
羽田空港、成田空港、関西国際空港、中部国際空港から鹿児島空港へは格安航空のLCCが運行しているので、交通費を抑えることも可能です。
高速船を利用する場合、鹿児島本港から最短で2時間、フェリーでは約4時間で到着します。
高速船、フェリーを利用することで交通費を抑えられますが、空港から港までの移動にも約1時間かかるので、移動時間を抑えたい場合は飛行機の利用がおすすめです。
高速船、フェリーの料金は片道5200〜9200円で、繁忙期以外は往復チケットを購入することで割引が適用されます。
屋久島の天候
屋久島は年間降水量が多いですが、季節によって雨量が変わります。
さらに、年間を通して日差しが強く、夏は涼しく冬は暖かい気候が特徴です。
島のほとんどが山地であることから、天候の変化には注意が必要です。
事前に天候を確認してから、天候に合わせた服装や持ち物を準備しておくことが大切になります。
雨が多い島なので、傘やレインコートは必須の持ち物です。
屋久島旅行のベストシーズンとは?
屋久島のベストシーズンといえば、春なら4〜5月、秋は10〜11月でしょう。
4月上旬〜中旬は比較的旅行者が少なく、20度を超える暖かい気候となります。
10〜11月も雨が比較的少ない時期になるので、トレッキングには最適な季節です。
また、5〜8月にかけてはウミガメの産卵が見られるほか、梅雨が明ける7月には海水浴が楽しめます。
屋久島に欠かせないアクティビティ7選
大自然に囲まれた屋久島はほとんどが山地で、美しい海に囲まれていることから、アクティビティの種類が豊富です。
そんな屋久島で楽しめるアクティビティをご紹介します。
トレッキングツアー
屋久島では定番の観光スポット「縄文杉」と「白谷雲水峡」をトレッキングするツアーが人気です。
2日間に分けて行われるツアーが多いですが、滞在日数が短い方でも1日で完結できるツアーや貸切ツアーなども用意されています。
樹齢2000~7200年と言われている縄文杉を見られるほか、「もののけの森」とも呼ばれている白谷雲水峡の苔むす森では、数百種の苔に覆われた幻想的な世界を見ることができます。
コースの選択肢が豊富で、それぞれの予定や体力に合わせて選ぶことができるので、初心者の方でも安心して参加できるツアーも多いです。
一般的には、4:00~5:00と朝早くにスタートするツアーが大半であり、たっぷり屋久島の神秘的な大自然を堪能できます。
ダイビングツアー
酸素タンクを背負って海に潜り、さまざまな生態観察ができるダイビングは、屋久島でも人気のアクティビティです。
世界遺産に認定された屋久島では原生林などが世界的に有名ですが、美しい海の世界も楽しめます。
黒潮の影響を直接受けている屋久島の海は、透明度が高く、遠方まで海の世界を見渡すことができるので、ダイビングに最適です。
さらに、暖かい海流が多くの魚を屋久島まで導き、サンゴ礁を育てていることから、種類豊富な魚やサンゴ礁を目にすることができます。
大物の回遊魚が泳いでいるポイントや白い砂浜のポイント、のんびり水中を観察できるポイントなど、さまざまな環境がそろっていることで、幅広い層の旅行客から人気です。
また、夏にかけてはウミガメの産卵時期であるため、ウミガメに遭遇する確率が高くなります。
SUPツアー
SUP(サップ)は「スタンドアップパドルボード」の略称で、ハワイ発祥のマリンアクティビティです。
水面にサーフィンのような安定性のあるボードを浮かべて、その上に立ち、一本のパドルで漕ぎながら海の散策をします。
ツアー前の講習が用意されているほか、穏やかな水面で楽しめるアクティビティなので、初めての方でも安心して参加できるツアーが多く組まれています。
半日コースやシュノーケリングと組み合わせた1日ツアーなど種類豊富で、予定に合わせやすい人気のアクティビティの一つです。
また、海だけでなく屋久島を代表する安房川は、流れが緩やかなので初心者やお子さんでもSUPが楽しめます。
カヌーツアー
カヌーはパドルを使って水をかき、水面を進むボートの総称です。
海に囲まれ、140もの川が流れる屋久島では初心者から上級者の方まで幅広くカヌー体験を楽しめます。
年間を通して雨が多い屋久島の森は、あちこちで水が湧き、美しい森が雨水をろ過するため、川の水は透明度がとても高いです。
川と海の両方で楽しめるカヌーは屋久島でも人気が高いアクティビティで、ツアーが多く組まれています。
特に安房川は、屋久島でも代表的なカヌースポットです。
安房川は川幅が広く、流れが穏やかな透明度の高い川なので、初めての方でも漕ぎやすく、爽快感あふれる川です。
また、外洋に囲まれた屋久島の海で体験するカヌーもおすすめです。
夏には北太平洋最大のアカウミガメの産卵地である永田いなか浜の海でのカヤックは、ウミガメが泳ぐ姿がみられることもあります。
さらに、島北部周辺の一湊(いっそう)、志戸子(しとこ)のエリアでは、噴煙をあげる硫黄島を眺めながら、ゆっくりとカヤックでの散策を楽しめます。
エコツアー(島内観光)
エコツアーとは、自然や文化について学び、自然環境やその土地に住む人々の生活を守りながら楽しむ旅行のことを言います。
トレッキングで自然を観察し、島の成り立ちを学んだり、自然環境や野生動物を保護する活動に参加したりするのもエコツアーの一つです。
屋久島では世界遺産の原生林や屋久杉の巨木が立ち並ぶ森でのトレッキング、ウミガメの産卵シーンの観察など、屋久島ならではのツアーを堪能できます。
屋久島のエコツアーは種類が豊富で、定番のトレッキングや大自然の中でヨガ体験、登山道から少し離れた静かな場所で植物を観察し、ゆっくりと自然を楽しめる森林セラピーなどが挙げられます。
他にも、木々の間に架けられた橋を歩いて空中から森を観察する空中ボードウォーク、森の中をターザンのように移動するジップライン体験などいろんな体験が可能です。
選択肢が多いため、小さなお子さんからお年寄りまで誰でも楽しめるといえるでしょう。
シュノーケリングツアー
シュノーケリングは定番のアクティビティです。
水中に顔をつけたまま呼吸をするためのシュノーケリング用のゴーグル、フィン、ウェットスーツを装着して、海に浮かびながら海面を覗き、水中の世界を楽しみます。
ライフジャケットや浮き輪を装着して楽しめるので、泳ぐのが苦手な方や小さなお子さんにもおすすめできるアクティビティです。
また、屋久島は日本一魚種の多い海域と言われており、特にウミガメやクマノミ、ソラスズメダイなどの熱帯魚が数多く生息しています。
黒潮の影響で、青く透き通った海で生き物を間近で観察することができるので、シュノーケリングスポットが多いこともあり、屋久島で人気が高いマリンアクティビティです。
また、屋久島では夏だけでなく、10月、11月にもシュノーケリングを体験できます。
屋久島を熟知したガイドが、時期にあったポイントへ案内してくれるツアー参加がおすすめです。
シャワートレッキングツアー(沢登り)
シャワートレッキング(沢登り)は沢につかりながら岩や滝を登って沢の上流へ進むツアーです。
元々、日本独自の登山スタイルで、道のない山を登るために発達したと言われています。
美しく透き通る川を泳いで渡り、水しぶきを浴びながら滝を登り、帰りは高い岩の上から飛び込んだり、ウォータースライダーのように流れに身をまかせて下ったり、スリル満点の体験ができます。
冒険をするような体験はなかなか味わえない貴重な時間で、大自然に触れ合える絶好の機会です。
初心者向けには永田川の下流域、横河渓谷と呼ばれる明るく開放的な沢からスタートするコースなどがあります。
他にも自身の経験に応じてコースが選べるため、無理なく楽しむことが可能です。
ツアーに参加すると必要装備のレンタルや、ガイドが付いてくれるので安心して参加できます。
屋久島の人気スポット10選
世界遺産に登録されている屋久島は見所が多く、全国でも有名な観光スポットです。
日本中から旅行客が足を運ぶほどの魅力を持つ屋久島の人気スポットをご紹介していきます。
縄文杉
日本固有の植物である杉の中でも、屋久島では樹齢1000年以上の高齢杉を屋久杉と称し、数百年の若木は小杉と呼ばれています。
屋久杉の中でも縄文杉は最大級の老大木として有名で、樹齢は2000〜7200年とさまざまな説があるスギです。
江戸時代に利用できない巨木として切り残された奇遇で残ると言われている縄文杉は、樹高約25.3m、胸高周囲約16.4mという大きさで、でこぼこの激しい幹や表面は厳しい自然を生き抜いてきたことを物語っているようです。
縄文杉を一目見ようと多くの登山者が訪れるので、踏圧で根が傷まないよう展望デッキから眺められるようになっています。
縄文杉を見るには、荒川登山口から平坦なトロッコ道や山を片道約5時間歩くと到着します。
ヤクスギランド
ヤクスギランドは安房川の支流、荒川の上流にあり、白谷雲水峡とともに林野庁が制定した自然休養林です。
屋久杉と呼ばれる樹齢1000年を越えるスギは、地形の険しい山奥にのみで育ちます。
ヤクスギランドでは日本ではほとんど消滅してしまったスギの原生林を観賞することができます。
林内にはいくつかの散策コースが設けられており、太古から生きる屋久杉の生命力を感じられるスギ、ツガ、モミなどの大木が見られます。
その他にも、屋久杉は推定樹齢1800年の仏陀杉や三根杉、母子杉、屋久島で1、2位の樹高を誇る天柱杉などの巨木の観賞が人気です。
太忠岳に続く登山道は、途中から世界自然遺産地域および国立公園特別保護区に入り、ハリギリやツガの巨木も見られ、山頂付近はヤクシマシャクナゲやハイノキなどがあり、季節になると美しく花が咲きます。
ヤクスギランドへは路線バス利用の場合、宮之浦~ヤクスギランド線で終点のヤクスギランド下車でアクセス可能です。
本数が少ないので時刻表を確認することをおすすめします。
また、ヤクスギランドでは、高校生以上は入林協力金が500円必要になるので覚えておきましょう。
白谷雲水峡
白谷雲水峡は、1979年に林野庁に選定された白谷川流域の自然休養林です。
神秘的な森の雰囲気は、映画「もののけ姫」の森のモデルになったと言われ、屋久島では特に人気が高く、連日多くの観光客が訪れます。
美しい渓流と、何百種類もの苔に覆われた豊かな緑の森をゆっくりと観察しながら巡るコースは、入り口の標高が約620mで、初心者や本格的な登山が苦手な方でも訪問しやすい人気のコースです。
青々とした苔や変わった形の古木が広がる白谷雲水峡には、ところどころに川が流れており、水をくむことができるスポットもあるので、ボトルを持参すれば天然水を味わえます。
また、白谷雲水峡にはくぐり杉や太鼓岩(たいこいわ)などの見所があります。
くぐり杉は歩いて下をくぐることができる杉で、太鼓岩は大きな花崗岩が山の斜面から突出し、景色が美しく、空や屋久島の森を一望できるスポットです。
白谷雲水峡へのアクセスは、路線バスを利用する場合、宮之浦港〜白谷雲水峡(終点)で下車します。
レンタカーを利用する場合は、駐車場が約20台あり、駐車料金は無料なので利用しましょう。
また、高校生以上は入山協力金として300円必要になります。
永田いなか浜
永田いなか浜は屋久島北西部に位置する美しいビーチで、数少ない貴重な砂浜です。
日本一のウミガメ産卵地として有名で、湿地としてラムサール条約にも登録されています。
砂浜は四ツ瀬の鼻まで約1kmに渡り、花崗岩が砕けた荒めの黄色い砂で、手で払えばすぐ落ちる砂です。
5〜7月には、アオウミガメやアカウミガメが産卵のために砂浜に上陸します。
産卵や孵化のシーズン中の5〜8月は、夜間19:30~翌朝5:00は浜への立ち入りを制限されているので、ウミガメ観察会に参加することで産卵を観察できます。
昼は海水浴を楽しみ、夜はウミガメの産卵を観察できる貴重なスポットです。
ウィルソン株
ウィルソン株は屋久杉の切り株で、約400年前の島津藩政時代に伐採されたといわれており、中は大きな空洞になっています。
推定樹齢は約2000年、高さ約4m、周囲約13.8mの切り株です。
株の内部には清水がわき出ており、小さな祠がまつられています。
大正時代に屋久杉を調査し、この大株を世界に紹介したイギリスの植物学者、ウィルソン博士にちなんで名が付けられました。
荒川登山口から約3時間で、縄文杉登山の途中で見ることができ、現在はハート型の空洞であることから恋愛成就に効果的と女性に人気です。
七本杉
白谷雲水峡の最奥部に位置し、強風で折れてしまった幹の先端から七本の枝が伸びる七本杉は、うねりが強く苔むした幹に多数の植物を着生させる屋久杉です。
台風が多い屋久島で長い年月を生き抜いてきた古木のほとんどに残る幹枝の折れの跡を持つ七本杉は、幹周りは約8.3m、背は約18mの高さです。
白谷雲水峡の太鼓岩往復コースの途中、原生林コース折り返し点、くぐり杉から約10分程度で到着します。
宮之浦岳
日本百名山の一つの宮之浦岳(みやのうらだけ)は、屋久島中央部に位置する山で、標高約1936mを誇る高さは屋久島最高峰であり、九州地方の最高峰でもあります。
地質は花崗岩からなり、標高約1600m以上の山頂付近にはヤクシマダケ、ヤクシマシャクナゲ、アセビ、ミヤマビャクシンなどが見られ、その下には屋久杉、ヒメシャラなどの樹林帯です。
時期によって異なる植物が楽しめるのも魅力の一つです。
テント泊や山小屋泊でゆっくり満喫できる宿泊ツアー、日帰りツアーや縄文杉へ行けるツアーなど、滞在期間に合せて選択できます。
冬の山頂付近では雪が積もり、春季と秋季は朝晩で気温の差が激しいので、登山時期によって服装や体調管理が重要になります。
大川の滝
島の西側に位置する大川の滝は、屋久島で最大規模を誇り、日本の滝百選にも選ばれている滝です。
九州一の高さ約88mの断崖から豪快に流れ落ちる滝は迫力満点です。
また、大川の滝周辺地質は、堆積岩が熱変成してできたホルンフェルスと呼ばれる岩石で成り立っています。
滝壺の真下まで歩いて行けるので、夏場はマイナスイオンたっぷりで涼をとるのに絶好のスポットです。
近くには、大川湧水もわき出しており、岩の間からわき出る水は、飲めば健康に良いと古くから言い伝えられています。
レンタカーの場合、宮之浦から約1時間15分、路線バスを利用する場合は大川の滝バス停で下車し、バス停から徒歩約5分で到着します。
太忠岳
太忠岳は標高約1497mで、屋久島を代表する山の一つです。
世界遺産に認定されてからは、多くの登山客が山頂を目指して登るようになりました。
山頂には高さ約40mの一枚岩の天柱石があり、町からも天柱石の大きさがよく分かり、まるで親指を立てたようなユニークな巨岩がそびえ立ちます。
太忠岳登山の入り口はヤクスギランドで、ヤクスギランドの中は比較的歩きやすくなっていますが、途中から太忠岳に登る登山に入ると道が険しくなってくるので、登山靴などしっかりとした装備が必要です。
太忠岳の山頂に到着すると、愛子岳や花折岳の岩峰、石塚山などが眺められ、天気が良ければ、種子島のロケット基地まで見渡すことができます。
レンタカーや路線バスでヤクスギランドへ向かい、ヤクスギランドの登山口から入山します。
登山時間は往復約7時間です。
また、高校生以上の方は入山協力金300円が必要です。
くぐり杉
くぐり杉は白谷雲水峡にあるスギで、根の下を人がくぐれるほどの空洞があり、登山道自体がくぐり杉の下を通るようになっています。
白谷雲水峡のくぐり杉には土台になった倒木が残ってないことから、朽ちやすい栂などの広葉樹の倒木上に更新したという一説があります。
樹齢は不明で、樹高は約22m、胸高周囲約3.1mです。
成り立ちの不思議さと生命力を感じさせられ、くぐると頭が良くなると言う人もいます。
くぐり杉は白谷雲水峡の原生林歩道コースで見られます。
屋久島旅行の注意点
世界遺産に指定された屋久島は、年間を通して多くの旅行客が訪れる人気の観光地です。
屋久島の壮大な自然を守りながら、旅行を楽しむための注意点をいくつかご紹介します。
ホテルやツアー予約はお早めに!
屋久島は、7月後半〜9月がハイシーズンになります。
8月末まではファミリー層、9月からは大学生などのグループが多くなり、一年の中で最も活気があります。
特にお盆の季節は混雑し、宿やレンタカー、ツアーなどが空きがなくなる可能性があるので、早めの予約がおすすめです。
屋久島の縄文杉だけでも1日で200〜300人前後が訪れる日もあるので、旅行計画は時間に余裕を持って準備することをおすすめします。
飲食店の閉まる時間に注意
屋久島空港、宮之浦港、安房港の周辺には、徒歩圏でもある程度の飲食店やスーパーがあります。
ですが、離れると徒歩で行けるお店が極端に少なくなり、夕食時は早く閉めるお店も多いので、事前によく調べておくことをおすすめします。
また、人気のお店は満席で入れないこともあるので、事前に予約しておくのもおすすめです。
屋久島の自然を大切に!
屋久島は世界自然遺産の島です。
観光で訪れる際は貴重な自然への配慮、マナーをしっかり守ることが大切です。
縄文杉を訪れた際のテント設営などによる宿泊、火器の使用などは禁止されていたり、トイレの場所が指定されていたりするため、ルールを覚えておき、自然を守る行動を心がけましょう。
また、ウィルソン株では株に登ったり株を傷つけたりすることは厳禁であり、鹿や猿といった野生動物へのエサやりも禁止となっているので注意が必要です。
日差しの強さに注意
屋久島は雨が多いことで有名ですが、特に夏は日差しもかなり強いため、雨具や帽子、日焼け止めは必需品です。
宮之浦岳や黒味岳などへの登山は直射日光による暑さがあるため、南国の強い日差しで、熱中症や脱水症状などのリスクが高まります。
夏場は特に小まめな水分補給をすることがとても重要です。
まとめ
屋久島の魅力についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
日本の誇りである世界遺産に登録された屋久島は、多くの人々を魅了する豊かな自然が広がる島です。
ぜひ一度、生命の息吹を感じ、心身共に癒される屋久島へ足を運んでみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。