西部林道(せいぶりんどう)とは?
西部林道は屋久島の西側に位置し、「世界自然遺産登録地域」に指定されるほど、自然に恵まれた林道です。人気のドライブコースになっています。
西部林道には明確な入口や出口はなく、大川の滝から屋久島灯台までの約20㎞を指します。
おおよそ1時間のドライブです。 林道には店舗や民家が全くなく、必ずと言っていいほど猿や鹿を近くで見ることができます。
屋久島の猿は車や人に慣れているためか、なかなか逃げません。
西部林道への行き方
西部林道は、県道78号線を南下するとあります。海岸線を道なりに進むと到着します。
西部林道は道幅の狭いところが多いため、対向車が来たらお互いが譲り合いながら、動物にも注意しましょう。
西部林道の見所
西部林道を進むと、周りには日本有数の照葉樹の森が広がります。
西部林道エリアは、屋久島の特徴である亜寒帯植物、ガジュマルやクワズイモなどの亜熱帯の植物が生い茂る素晴らしい森です。
それが世界遺産に指定された要因にもなっています。
屋久島は人の数だけ鹿と猿がいると言われるほど、鹿と猿が多いです。
西部林道でもヤクシマザルとヤクシカに出会えるでしょう。どちらも屋久島の固有種なので、ぜひその特徴を見ていただきたいです。
また、西部林道は森だけではなく、付近にはきれいな海を眺望できる箇所がいくつか出てきます。
一湊集落からトンネルを抜けると現れるのが「東シナ海展望台」です。見晴らしが良く、天気の良い日には口永良部島がを望むことができます。
ドライブの休憩にぴったりの場所です。